ネットショップのターゲット設定、店名は非常に重要
ネットショップに限ったことではありませんが、商売ではターゲットを明確にする必要があります。
ただ何となく売れそうな商品を置いておく、というやり方だと一時的に売上が伸びることはあっても、長期的に見ればうまくいかないでしょう。
ネットショップで何を販売するにせよ、ターゲットの性別だけでなく年齢層、職業、行動パターンなどは想定しておきたいところです。
このターゲットと関係しているのですが、ネットショップの名前を簡単に決める人も珍しくはありません。
実店舗の場合、ぱっと見ただけで何のお店なのか分からないような名前でも、十分に取り返せます。
店が閉まっているならともかく、開いているなら何を売っているのか明確なので、よく分からないという印象は持たれにくいのです。
ところが、インターネット上にあるネットショップの場合、何を売っているところかよく分からない店名をつけると、それだけで大きなマイナスです。
ネットショップは検索エンジンを使って訪れてくれるお客様を大事にする必要があるのですが、何を売っているところか分からないような店名だとなかなか訪れてはくれません。
店名をつける際にはターゲットとしている人が検索しそうな言葉を一緒に入れておき、何を販売しているところか一目瞭然にしておくのが基本です。
検索してくれたお客様が覚えやすいような店名をつければよりよいのですが、すぐに思いつく人などなかなかいません。
説明をしようとするあまりに長い店名にするのも問題ですし、店名はネットショップの開業で相当に考える必要があるポイントです。
店名は簡単に変えるわけにはいかないので、開業の直前に考えたりはせず、あらかじめ決めておくとよいでしょう。
ターゲットが明確でない場合、どのような店名がよいかも定まらないので、運営に大きな支障をきたします。
ターゲットを明確にし、その人たちがどのようにインターネットを利用しているかを想像するのが、ネットショップ作りの第一歩です。