ネットショップを開業する前に実店舗との違いを知っておこう
注目をしたいのが、実際の店舗とはどのように違うのかです。
実店舗を持つ場合は、土地が必要になります。
そしてその上に建物があり、内装もしっかりしなければいけません。
さらには商品を陳列して、実際にお客様が店舗を訪れ、そこから商品を買うという流れです。
ここでポイントになるのは、お店を持つためにとてもお金がかかる点です。
土地や建物は借りられるとしても、決して安い金額ではありません。
さらには内装にも力を入れると、それなりの出費になります。
しかしネットショップの場合は、場所やお金についてはそれほど力を入れる必要がありません。
実際に在庫を置く場所は必要になりますが、それさえ確保してしまえば土地や建物を必要としないのがネットショップの強みです。
土地やショップ内装は、インターネット上のWebスペースと専用システムおよびホームページです。
販売システムは1から作ると大変ですが、数多くのひな形の中から自分で使いやすいものを選ぶこともできます。
お客様に商品を販売するという点は共通しているのですが、スタート地点から異なることを知っておきましょう。
すでに実店舗を持っている人が、ネットショップを開業するケースもたくさんあります。
通販用のサイトを作ることで、より多くの人に販売する機会が得られます。
これは考え方によっては、支店を持つことと同じ意味です。
そしてそれとは別に、最初からネットショップ一本で開業をする人もいます。
ネットショップもコストがかかることに違いはありませんが、Web上に作る場合は努力次第でかなりのコストダウンができます。
専門技術がなければ業者へ依頼することになってお金はかかりますが、ある程度の知識があれば、あまりお金をかけず低コストでお店を始められる。
これこそがネットショップを開業するメリットなのです。